低身長専門外来

当院の低身長専門外来について

当院は、成長に関するホルモンのスペシャリストである「内分泌代謝科専門医」が運営・在籍する低身長専門外来です。
一般的なクリニックや整形外科とは異なり、内分泌の専門的見地から低身長の原因を究明し、安心・安全に配慮した効果的な治療を行います。
確かな専門性を求め、尼崎市だけでなく、大阪市、西宮市、芦屋市、神戸市東灘区の患者様からも多数お問い合わせいただき、ご来院いただいております。

このような方は是非ともご相談下さい。

  • 学校健診や児童健診で身長が低いことを指摘された
  • 「身長を少しでも伸ばしたい」というお気持ちがある方
  • 「自分の子が周りの子供に比べて背が低い」と悩まれているご家族様

【 対象年齢 】 女児:12才まで / 男児:14才まで

二次性徴(身体が大人になる発育)が完了する前にご来院ください。
上記年齢を超えてしまうと治療により身長の伸ばせる可能性が小さくなってしまいます。

保険適用について

低身長のお子様のうち成長ホルモン治療が健康保険適応になるのはわずか5%と言われており、決して多くはありません。国の財政事情もあり、保険適応のハードルは依然として高く実際に低身長で悩んでおられるお子様の多くが治療を受けられないのが実情です。
当院では、保険適応とならない低身長でお悩みのお子様に対しても自費治療での治療を行っております。

低身長症とは

低身長症は、年齢や性別に比べて身長が著しく低い状態を指します。一般的に、同じ年齢、性別、成長段階にある子供や成人の平均身長よりも大幅に低い場合に低身長症と診断されます。
これは遺伝的要因、栄養不足、成長ホルモンの欠乏、慢性的な疾患など、さまざまな要因によって引き起こされる可能性があります。診断は、身長の標準偏差スコア(Zスコア)や成長曲線を使用して行われ、医師による身体診察、血液検査、画像検査による確定診断が行われます。
治療としては、原因に応じて成長ホルモンの補充療法や、特定の原因が分かればその病気に対する治療が検討されることがあります。低身長が必ずしも健康問題を示すわけではありませんし、多くの人は遺伝的な要因による低身長で、特に健康上に問題はありません。しかし、身長という一つの体の要素が生活に与える影響が大きいことも事実です。

参考資料:成長曲線(男女別)

お子様の年齢・性別ごとの平均身長・体重は、 以下の資料(PDF)をご参照ください。

外来の流れについて

※以下の①~④の項目をクリックすると内容が切り替わります。

  • ① 受診予約
  • ② ご来院(初診)
  • ③ 再診(初診時の検査結果説明)
  • ④ 治療方針のご案内

① 受診予約

事前準備が必要なため、必ず電話またはWEB予約をお願いします。
※WEB予約時に、スタッフからお電話で確認させていただく場合がございます。
受診前に以下のWEB問診の回答・成長曲線への情報入力後ダウンロードのご協力をお願い致します。

WEB問診の回答はコチラ

成長曲線の記入はこちら

② ご来院(初診)

身体測定、診察、検査(手と膝のレントゲン、血液検査)を行います

【レントゲン検査】
骨端線と呼ばれる軟骨の部分を確認します。‘骨端線が開いている‘場合は骨が縦方向に伸びる=まだ身長が伸びる可能性があります。残念ながら’骨端線が閉じている‘状態ではそれ以上身長が伸びることに期待できません。

【血液検査】
骨の成長に関わるホルモン分泌(成長ホルモン、性ホルモン、甲状腺ホルモンなど)、栄養素(亜鉛、鉄、蛋白など)、腎臓の機能などを測定します。

③ 再診(初診時の検査結果説明)

検査結果によって健康保険による成長ホルモン治療の適応基準を満たすかどうか調べるための追加検査(負荷試験)をご案内します。

④ 治療方針のご案内

検査結果によって健康保険による成長ホルモン治療の適応基準を満たすかどうか調べるための追加検査(負荷試験)をご案内します。適応基準を満たす場合には保険診療にて治療の概要を説明致します。保険適応がない場合には実費で治療を受けられるか検討いただきます。

治療薬と治療費用について

治療薬

主体となる治療薬は成長ホルモンとタンパク同化ステロイドホルモン剤になります。

1.高用量成長ホルモン補充療法
身長を伸ばすために必要な主力の治療薬です。主に自宅で行う自己注射製剤です。注射方法は難しくありませんし、「注射」といっても血液検査の針とは異なり痛みもほとんどありませんので、治療を継続する際の体や心の負担はそこまで大きくないでしょう。
また最近では週1回の注射で同等の効果が得られるものも出ております。しかし非常に高額な治療薬となるため、経済的な負担を抑えるため多くの方は医療費助成制度を活用します。詳細は以下の治療費用(自費治療の場合)を参考にして下さい
2.タンパク同化ステロイド(プリモボラン、リュープリンなど)
思春期が来てしまうと徐々に骨端線は閉鎖し身長の伸びが止まってしまします。
思春期の発来に関わる性腺ホルモン分泌を抑えることで骨端線が閉じてしまうのを防ぎ、身長が伸びる期間を延長することで本来の伸びよりもさらに伸びることが期待されます。
思春期の発来が近い年齢のお子様に使用します。

3.上記に加えて必要に応じて亜鉛やビタミンD製剤などのサプリメントを併用します。(サプリメントは成長ホルモン薬に比べて比較的安価となります。)

治療費用(自費治療の場合)

成長ホルモンは自宅で行う注射製剤です。
やり方は簡単ですし、針自体は極細で幼いお子様でも痛みで続けられないことは少ないです。
非常に高価な薬剤で、実費負担であった場合年間百万円以上の費用が必要となります。

特に最近発売された週1回製剤の場合は高額になります。

  • 成長ホルモン製剤(1日1回 自宅で行う注射薬):1本(10㎎) 77,000円(税込)
  • 成長ホルモン製剤(1週1回 自宅で行う注射薬):1本(10㎎) 110,000円(税込)
  • 性腺抑制療法(リュープリン): 1.88mg 33,000円(税込)
  • 性腺抑制療法(リュープリン): 3.75mg 55,000円(税込)

料金目安表(1日1回注射薬で治療を行った場合)

治療時の体重 月額(4週) 年間(12か月)
20㎏ 10.8万円~ 130万円~
30㎏ 16.2万円~ 195万円~
35㎏ 18.9万円~ 227万円~

※上記には、注射に必要な針や消毒綿などは全て含まれております。
※診察料(3,300円)、血液検査(5,500円)、体組成測定(550円)に関わる費用が上記に加えて実施毎に必要となります。

ご予約・お問い合わせについて

ご予約は「電話」か「WEB」にてご連絡ください

検査前の注意点は下記をご確認ください。
検査の結果説明方法は「後日来院」か「オンライン説明」を選択できます。

06-6411-1011 WEB予約

治療費の助成制度について

成長ホルモン治療は一般的に治療期間が約2年間と長く、お薬代などが非常に高額になります。そのため、医療費を助成してもらえる様々な制度があり、それらを活用することで費用を抑えることが可能です。
特に成長ホルモンの治療で活用される助成制度は以下の二つです。

「小児慢性特定疾病医療費助成制度」
最も助成の割合が大きく、その一方で重症な成長ホルモン分泌不全がある低身長症の方のみが対象となるため認定を受けるまでのハードルが高くなります。自己負担額の上限額はご家庭の収入により異なりますが、仮に申請が下りればほとんどのご家庭で少額の負担で済みます。詳細は以下のサイトをご確認下さい。ただし申請のためには専門の医療機関で適切な負荷試験等による診断が必要です。
小児慢性特定疾病情報センター
「高額療養制度」
小児慢性特定疾病の認定が難しい場合に利用します。
子供に限らず、大人でも利用できる制度で医療機関の外来・入院と調剤薬局で支払った1か月の医療費が自己負担の上限額を超えた場合に、助成制度が活用されます。自由診療による治療もこちらの制度により対象となります。
助成は加入されている医療保険(健康保険組合・協会けんぽの都道府県支部・市町村国保・共済組合等)から支給されます。詳細は以下のサイトをご確認下さい。
厚生労働省保険局 高額療養費制度を利用される皆様へ

その他に、18歳未満を対象とした医療費助成制度は以下の者があります。 「乳幼児医療費助成制度」、「こども医療費助成制度」、「ひとり親家庭等医療費助成制度」、「重度心身症障害者医療費助成制度」 加入要件などは各自治体によって異なります。

よくあるご質問

初診時に必要なものはなんですか?

保険証、医療証、母子手帳、可能な限り成長記録などをご持参ください。当院のHPでも成長曲線のダウンロードが可能です。そちらに記載いただき持参頂くとスムーズです。

予約は必要ですか?

はい。必ず電話かWEBにて事前のご予約をお願い致します。初診日は問診や検査などにお時間がかかるので、受付から終了まで1時間から1時間半程度を見込んでおいてください。

予約料・キャンセル料はかかりますか?

予約やキャンセルに代金は発生しません。ただし、当日キャンセルや無断キャンセルをされた方は、それ以降受診出来ない場合がありますので予めご了承ください。

予約時間の何分前に来院すればいいですか?

受診予約時間の5分前を目安にご来院をお願いします。

子供だけで受診してもいいですか?

必ず保護者様と来院ください。

成長ホルモンの治療でどれくらい身長はのびますか?

患者さんの背景により個人差が大きいですが、特発性低身長症(ISS)の患者さんでは治療を受けなかった場合と比較して成長ホルモンの治療により年+3~6㎝の伸びが期待できます。GH分泌不全症の患者さんでは上記よりも治療効果が高いことが期待されます。

成長ホルモンの治療はどれくらい続けますか?

概ね開始して3~6ヵ月頃から効果がでます。保険診療の場合、基本的に2年間という治療の制限がありますが自由診療ではその限りではありません。骨端線が閉鎖するまでは治療を受けられます。

成長ホルモンの注射の副作用はありますか?

注射開始時に関節の痛みや頭痛、注射部位の赤みや腫れが出ることがまれにあります。どれもまれな副作用で多くの方が自覚症状の変化はありません。

成長ホルモンの注射は痛いですか?

注射の針は採血の針とは違って、短く極細のものを使用しますので痛みで続けられない方はほとんどいません。

成長ホルモンの注射は毎日必要ですか?どのタイミングで注射しますか?

1日1回の注射製剤は基本的に毎日寝る前に打つことを推奨します。ただ土日だけ休んで週5日間打つなど、事前に週当たりの量を決めておいて調整することも可能です。特に注射を打ち忘れたからと言って本人の体に不調が出ることはありません。週1回製剤は決めた曜日に週1回だけタイミングは問わず打ちます。

注射は子供(患者様自身)でしないといけませんか?

お子様・保護者様と一緒に協力して打って頂けます。もちろん慣れれば自身でも可能です。

薬はどうやって保管したらいいですか?

冷蔵庫で保管してください。冷凍は避けてください。持ち運びには保冷バッグをご使用下さい。

注射で使用した針はどうすればいいですか?

家庭では破棄しないでください。病院にて廃棄しますのでペットボトルなどに入れて来院時にまとめてご持参ください。

性ホルモン抑制療法は痛みがありますか?

病院で概ね4週間に1回注射を行います。予防接種の注射と同じような針で注射を行いますので注射の際に多少の痛みがあります。

性ホルモン抑制療法によりどれくらい身長はのびますか?

性ホルモンを一時的に抑える治療(GnRHアナログ:リュープリン®など)は、「背を速く伸ばす薬」ではなく、体の発育するスピードをゆるめて身長が伸びる期間を少し長く確保する治療です。GnRH単独では大きな効果は期待できませんが、成長ホルモン治療を併用することで治療を受けなかった場合と比較して最終身長が平均で+3~7㎝前後上昇するという研究結果の報告されています。

性ホルモン抑制療法による副作用はありますか?

性ホルモン抑制療法は長年使われている安全性の高い治療です。多くは一時的で軽い副作用ですが、まれに注意が必要なものもあります。気になる症状があれば早めにご相談ください。主に認められる副作用は以下の通りです。
・注射部位の痛み・赤み・しこり(ごくまれに無菌性膿瘍:しこりが硬く長引く場合は要受診)
・頭痛・ほてり・気分のむらなどの全身症状(多くは数日〜数週でおさまります)。
・開始直後の一時的な”思春期症状のぶり返し”(数週間内に落ち着きます:例として一時的な性器出血など)。

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