クリニック紹介
医院名 | にしな糖尿病・内分泌内科クリニック |
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院長 | 仁科 周平 |
住所 | 〒660‐0052 兵庫県尼崎市七松町1-2-1 301A フェスタ立花北館 3F |
電話番号 | 06-6411-1011 |
FAX | 06-6411-1012 |
診療時間 | 9:00~12:00/15:30~18:30 ※金曜午後は17:00~20:00 |
休診日 | 木曜・土曜午後・日曜・祝日 |
- 当院は、地域で包括的な診療を行う医療機関であり初診時に機能強化加算(80点)を算定しております。
- 当院は、地域で包括的な診療を行う医療機関であり該当する慢性疾患の患者様に再診時に地域包括診療加算2(21点)を算定しております。
- 当院は、患者様の状態に応じて28日以上の長期処方、リフィル処方せんを発行することが対応可能です。(いずれが対応可能かは外来担当医が個別に判断します。)
- 当院は、オンライン資格確認を行う体制を有しており、受診患者様の受診歴、薬剤情報、特定健診情報を取得・活用して診療を実施しております。
- 当院は、後発医薬品の使用促進を図るとともに、医薬品の安定供給に向けた取り組みを実施しています。そのため特定の医薬品名を指定するのではなく薬剤成分をもとにした一般名処方を行うことがあります。
- 当院は、オンライン診療を実施しています。また情報通信機器を用いた診療の初診時には向精神薬を処方できませんので予めご了承ください。
- 当院は、医療DX推進の体制に関する事項および質の高い診療を実施するための十分な情報取得、活用して診療をおこなっておりますので医療DX推進体制整備加算(8点)を算定しております。
連携施設
- 関西労災病院
- 県立尼崎
総合医療センター - 尼崎中央病院
- 市立伊丹病院
- 兵庫医科大学病院
- 大阪大学医学部
附属病院
当院の指針
高水準な医療
医療の質を高く保つためには、多くの最新の研究結果を吟味して常に診断・治療法を刷新していく必要があります。糖尿病治療を例に挙げればこの5年間だけでも薬の使い方、治療の目標など大きく変わりました。もちろん新しいから良いわけではなく、多くの治療を吟味し適切な治療方法を選択すること、科学的根拠と患者様が持つそれぞれの事情(年齢、家族背景、好み、他の病気など)を考えたオーダーメイド治療を行うことが重要だと考えます。
そのために私だけでなくスタッフ全員で勉強を続け、常に情報を更新し高水準な医療を提供し続けられるクリニックを目指して参ります。
分かり易く丁寧な説明
病気や治療のことで難しい言葉を並べられても中々理解できません。「患者様に慕われている先生ほど説明も分かり易く、患者様も納得して治療に臨んでいるなぁ」と、私自身も学生時分より沢山の先生を見てそう感じておりました。
一方通行な病気の説明だけでは治療はうまくいきません。自身の病気のことをしっかりと理解出来ているからこそ、病気と向き合い治療にも前向きになれるものと信じています。できる限り分かり易い言葉で病気や治療について丁寧な説明ができるように努めて参ります。
通院負担への配慮
糖尿病を始めとする慢性疾患には定期受診が欠かせません。そこで、当院で特に大切にしていることは患者様の通院負担を軽くする努力を惜しまないことです。
- 院内には当日迅速で結果を出せる最新の血液検査機器や甲状腺細胞診を行える超音波装置など充実した医療機器を配置しております。多くの方が大病院へ行かずともクリニック内で治療を完結できます。
- 当院はJR立花駅直結のビルにあり、改札からは雨にも濡れずに御来院頂けます。同ビルでは提携駐車場が確保され、あるいはバスや電車を使って遠方からも通院していただける好立地となっています。
- 通勤帰りでも受診できるように、毎週金曜日は20時まで開院いたします。
- 待ち時間・医院の滞在時間を短縮するために予約システム・ウェブ問診システムを導入し、治療が安定している方には便利なオンライン診療も積極的に推奨しております。
- クレジットカード・電子マネーも利用可能な自動精算機、待合で使用頂ける無料Wi-Fiなど便利なICT機器はトコトン導入しました。もちろん従来通りの予約外での通院も可能ですが、普段機械を触り慣れていない方でも安心して使えるように丁寧に説明させて頂きますので是非一度ご活用頂ければと思います。
さいごに
新型コロナウィルス感染症の流行に伴い世界中で社会・医療体制に大きな変化が求められました。治療法を進化させていくこと、新しく便利なものに変えていくこと、これらの変化は勿論大切ですが、変えてはいけないこともあります。それは人が人を診るという基本的な姿勢です。論文や研究結果といった科学だけでは治療はうまくいきませんし、便利なシステムだけでは患者は救われません。常に「病気だけでなく、人をみる。患者の声に耳を傾ける」という当たり前の基本姿勢を忘れず、思いやりのある医療を心掛けてまいります。来院される患者様、そして当院で働くスタッフにとって心身ともに健康で人に優しく豊かな人生を送ることができますように、その一助となれるクリニック作りを目指して日々努力して参ります。お困りのことがあればいつでもお気軽にご相談ください。
院内ギャラリー
機器・設備一覧
12ch解析機能付心電図
循環器疾患の検査だけではなく、糖尿病の自律神経障害の検査にも使用します。
呼吸機能検査装置
気管支喘息やCOPD(慢性閉塞性肺疾患)の診断に用います。
血球・CRP検査装置
感染症、貧血などの多くの疾患の診断に用います。
生化学血液検査装置
肝臓や腎臓の数値、コレステロール値など当日約15分で結果をだすことができ、迅速な治療対応が可能です。
HbA1c検査装置
HbA1cを微量血(採血よりも痛みが少ない指先での検査)により当日約2分で結果を出すことができ、迅速な治療対応が可能です。
X線撮影装置
肺炎や肺がんなどの呼吸器疾患、心不全などの循環器疾患、骨折などの整形外科疾患など幅広い疾患の診断に用います。
超音波診断装置
専属技師のもと甲状腺・頸動脈・腹部・心臓エコーなど幅広い領域のエコー検査が可能です。
骨密度撮影X線装置
当院ではGEヘルスケア製PRODIGY Fuga-C Liteを設置し、骨粗しょう症の予防、診断および治療に取り組んでいます。
自動精算機
スムーズなお会計が可能です。クレジットカードや電子マネーでの精算も可能です。
InBody470
InBody(インボディ)は、筋肉量、体水分、体脂肪量などの体組成を約15秒で測定する装置です。通常の体組成計は、性別や年齢などの統計的な情報を使用して体成分の結果を補正し算出しますが、InBodyは身長・体重・インピーダンス(体内の電気の通りにくさ)のみを基にして体成分を算出します。
治験のご案内
新薬が医療現場に届くまでには、厳しい検査を経なければなりません。その一つのプロセスが「治験」です。治験は、厚生労働省の厳格な審査をクリアし、私たちの健康と安全を守るための重要なステップです。臨床試験を通じ、新薬の安全性と効果を実証し、新たな治療法としての可能性を世に問うことができます。
治験の流れ
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Step01
第Ⅰ相
新薬の人体への影響、安全性、体内での反応などを詳細に調べます。この試験を通じて、新薬が人に与える初期反応が明らかになります。
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Step02
第Ⅱ相
特定の疾患を持つ少数の患者様と協力して、新薬の有効性と安全性をさらに深く探ります。効果的な用量や使用法を決めることで、新薬の治療としての価値が初めて評価されます。
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Step03
第Ⅲ相
既存の治療法との比較や、広範囲にわたる安全性の確認が行われます。このような大規模な試験を経て、新薬を市場で販売するための最終的な評価を受けます。
当院では主に第Ⅲ相臨床試験をおこなっております。
治験のメリット
- 費用負担が軽減される
- 治験への参加は、個人の健康管理と経済的サポートの両面でメリットがあります。なぜなら治験期間中に必要となる医薬品や検査にかかる費用は、製薬会社が負担するからです。時に謝礼金が支払われるので、患者様に経済的な負担が生じることはありません。
- 治療の選択肢が広がる
- 治験に参加すれば、まだ世間では公表されていない最新の治療法を体験する機会が得られます。また治験時には、詳細な健康診断を受けられるので、自身の健康状態を深く理解することができます。
- 社会貢献が出来る
- 治験に参加することは、新しい治療法の開発に貢献し、将来的に同じ病気で苦しむ人々への助けとなります。治験のプロセスは、医療の進歩に直接関わるため、大きな社会貢献に結びついていきます。
治験の注意点
- 新薬が必ずしも従来の薬剤よりも効果的であるとは限りません。また治験の性質上、プラセボ(効果のない偽薬)を使用する場合もあります。
- 通常の診療と比較して、訪問回数や検査の頻度が増えて、来院の際の負担が増す可能性があります。
- 新薬なので副作用のリスクが伴います。そのため治験参加前には医師から詳細な説明を行い、安全の確保に努めています。