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危険!!糖尿病と熱中症💦シックデイについても解説

2023.8 スタッフブログ

今年も猛暑の8月がやってきました!

毎日ジリジリと暑く、溶けてしまいそうな危険な暑さですよね…

暑い季節になると注意したいのが熱中症です!!

この時期は毎日のように熱中症で搬送されたというニュースを目にします。

熱中症はひどい場合、生命に関わる疾患であり、十分な暑さ対策が必要です。

日本の夏と熱中症のリスク

日本の夏は気温が高いだけではなく、蒸し暑いのが特徴であり、夏季の気温上昇が進むとともに熱中症患者さんの急激な増加が近年問題となっています。

糖尿病など持病のある方は熱中症のリスクが高いことが分かっています。

血糖値が高い状態が続くと、血管や神経に障害が起こりやすくなり、汗をかきにくくなるので、体を効率的に冷やすことができなくなってしまいます。

糖尿病と熱中症の関係

また血糖値が高いと尿に糖分や水分が出やすくなり、

体の中の水分が多く失われて脱水状態になりやすくなってしまいます。

ご高齢の方の場合は、喉の渇きに気が付きにくく、水分の摂取が遅れてしまうことも熱中症のリスクとなります。

<熱中症の症状>

・めまい ・顔のほてり ・筋肉痛や筋肉のけいれん ・倦怠感 ・吐き気

・汗のかき方の異常 ・体温が高い ・呼びかけに反応しない ・まっすぐに歩けない ・水分補給ができない

熱中症が疑われる場合の対処法

熱中症を疑う場合は、すぐに医療機関に相談することが大切です!

またその場でできる対応としては、涼しい場所に移動すること、衣服を脱がせて体を冷やして体温を下げること、塩分や水分を摂取することが挙げられます。

では糖尿病のある人にとって

熱中症になるとどのような問題があるのでしょうか??

糖尿病患者が熱中症になると…

熱中症になると脱水になってしまい、尿から糖分を捨てることができなくなります。

そのため血糖値が上昇してしまいます。最悪の場合、意識を失ってしまうなどの状態に陥ってしまうこともあります。“高血糖高浸透圧状態” や “糖尿病ケトアシドーシス”を引き起こすこともあり、十分注意が必要です!!

また熱中症により、食欲が落ちてしまうことで逆に血糖値が下がり過ぎて低血糖になってしまうこともあります。低血糖もひどくなると命に関わってしまうことがあるため要注意です!!

熱中症とシックデイについて少しお話させていただきます。

“シックデイ”とは?

そのまま訳すと“病気の日”になりますが、糖尿病のある方が、

体調不良になって普段通りに飲食ができない状態のことをいいます。

シックデイ時は、体が自分の危機を察知して血糖値を上げるように働きかけます。

そのため、普段よりも血糖値が上がりやすい状態になり、“高血糖高浸透圧状態”や“糖尿病ケトアシドーシス”になりやすくなります。逆に糖尿病の治療を受けている方が飲食できなくなってしまうと低血糖のリスクが高くなります。

シックデイ時の対策

シックデイ時の対策として…

①脱水を予防すること → まずは水分摂取が必要。しかしスポーツドリンクには飲みやすいように糖質が多く入っているので、飲みすぎには注意してください。

②消化のよい物を食べる → 食欲がない時はお粥や麺類、果物などの食べやすいものでエネルギーを補給するようにしましょう。

③インスリンは中止しない → シックデイ時にインスリンの投与をやめてしまうと、“糖尿病ケトアシドーシス”になる危険性が高くなります。食事が摂れない時はインスリンをどの単位数で                                  打ったらいいか、事前に主治医に相談しておきましょう。

※糖尿病の飲み薬も主治医に相談してください!! 

他にもこまめに血糖測定を行ったり、ご家族や同居者の強力を仰ぐ、

早めに病院にするなどが対策として必要になってきます。

これから先、どんどん暑くなってきますが、運動する時には服装や時間帯に気を付けて、水分補給・食事摂取の際には糖質の摂りすぎに注意しましょう!!

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