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COLUMN

医療コラム

胃癌は早期発見が鍵—ピロリ菌と胃カメラの重要性

尼崎市立花駅前のにしな内科で、消化器内科・内視鏡診療を担当している副院長の鍋嶋克敏です。

胃癌は、早期で発見できれば内視鏡治療が可能なケースも多く、胃カメラによる早期発見が重要です。胃癌リスクに深く関わるのがピロリ菌感染で、慢性胃炎から萎縮性胃炎、腸上皮化生などの変化を経てリスクが上がることがあります。除菌後もリスクがゼロになるわけではないため、リスクに応じたフォローが必要です。

胃癌のサインは?(見逃しやすい症状)

初期は無症状のことも多い一方、

  • 胃もたれ、みぞおちの不快感
  • 食欲低下
  • 体重減少
  • 貧血、黒い便(タール便)

などが見られることがあります。症状だけで胃炎と区別がつかないことも多いため、「続く」「悪化する」場合は検査をおすすめします。

受診の目安(危険サイン)

  • 黒い便(タール便)、吐血
  • 貧血を指摘された
  • 体重減少、食欲低下が続く
  • 健診で萎縮性胃炎、胃ポリープなどを指摘された
  • ピロリ菌感染歴がある/除菌後のフォローが途切れている

当院で行う評価・検査

  • 問診(症状、ピロリ歴、健診所見、家族歴など)
  • 血液検査(貧血など)
  • 胃カメラ(必要に応じ組織検査)

目的は、胃癌の早期発見と、リスクに応じた適切なフォロー計画の提示です。

治療の基本

  • 早期胃癌:内視鏡治療(ESD等)が可能な場合があります(専門施設連携含む)
  • 進行が疑われる場合:専門施設での精密検査・治療へ連携

ピロリ除菌はリスク低減が期待されますが、除菌後も適切な検査間隔が重要です。

よくある質問(FAQ)

Q1:ピロリ除菌をしたら胃癌の心配はなくなる?

A:リスクは下がりますがゼロにはなりません。萎縮の程度でフォローを決めます。

Q2:胃カメラは毎年必要?

A:リスク(萎縮、家族歴など)で変わります。最適な間隔をご提案します。

Q3:胃もたれだけでも検査すべき?

A:年齢やリスク、症状の持続で判断します。長引く場合はご相談ください。

まとめ

胃癌は早期発見が鍵です。ピロリ菌や萎縮性胃炎の指摘がある方、症状が続く方は、胃カメラで一度確認することをおすすめします。

にしな内科(立花駅前)
消化器内科・内視鏡診療
副院長 鍋嶋 克敏

にしな内科

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