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医療コラム
ドクターブログ
大腸癌は予防できるがんです—便潜血陽性と大腸カメラの重要性
尼崎市立花駅前のにしな内科で、消化器内科・内視鏡診療を担当している副院長の鍋嶋克敏です。
大腸癌は増加しているがんの一つですが、検診と内視鏡で予防・早期発見が可能という特徴があります。多くの大腸癌は、大腸ポリープ(腺腫)から段階的に進行すると考えられており、ポリープの段階で発見・切除できれば将来のがんリスクを下げられます。

大腸癌はなぜ見逃されやすい?
初期は無症状のことが多く、症状が出るとしても
- 血便
- 便が細い
- 便秘と下痢を繰り返す
- 貧血、体重減少、腹痛
など多彩で、痔などと自己判断しやすい点が落とし穴です。
受診の目安(危険サイン)
- 便潜血検査が陽性
- 血便がある(痔と思っていても)
- 貧血を指摘された
- 家族に大腸癌がいる
- 40歳以降で大腸検査歴がない
便潜血陽性は「痔でも出る」ことがありますが、痔と大腸病変は併存することもあります。陽性の場合は原因確認が重要です。
当院で行う評価・検査
・問診(症状、便通、家族歴、既往)
・血液検査(貧血など)
・大腸カメラ(粘膜の直接観察、必要に応じ組織検査/ポリープ切除)
目的は、がんの早期発見と、ポリープ切除による予防です。
治療の基本
- 早期病変:内視鏡治療で完結することがあります
- 進行が疑われる場合:専門施設での精密検査・治療へ連携
検査の不安(下剤、鎮静等)も含めてご相談いただけます。
よくある質問(FAQ)
Q1:便潜血が陽性でも無症状なら放置でいい?
A:無症状でもポリープやがんが見つかることがあるため精査が推奨されます。
Q2:痔があるので血便はいつものこと。大丈夫?
A:痔でも出ますが、併存の可能性があるため一度確認が安心です。
Q3:大腸カメラは何年ごと?
A:所見(ポリープの有無や種類)で変わります。検査後にご説明します。
まとめ
大腸癌は「見つけて治す」だけでなく「ポリープのうちに取って予防」できるがんです。便潜血陽性や血便があれば早めにご相談ください。
にしな内科(立花駅前)
消化器内科・内視鏡診療
副院長 鍋嶋 克敏
にしな内科
JR神戸線立花駅を下車、駅直結の徒歩1分、雨にぬれずに来院できます。アクセス良好につき、尼崎市、神戸市、西宮市、芦屋市、伊丹市、大阪市など各方面からも多くの患者様にご来院頂いております。
副院長:鍋嶋 克敏 医師紹介