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医療コラム
ドクターブログ
肝炎とは?肝機能異常と言われたら原因を整理しましょう
尼崎市立花駅前のにしな内科で、消化器内科・内視鏡診療を担当している副院長の鍋嶋克敏です。
健診でAST(GOT)・ALT(GPT)が高い「肝機能異常」を指摘される方は多いですが、原因はウイルスだけではありません。脂肪肝、アルコール、薬剤、自己免疫など原因は幅広く、放置すると線維化が進み肝硬変へ移行することがあります。原因を整理して対策を始めることが、肝臓を守る第一歩です。

肝炎はなぜ起きる?(主な原因)
- B型・C型などのウイルス性肝炎
- 脂肪肝(MASLD/MAFLD)に伴う炎症
- アルコール性肝障害
- 薬剤性(処方薬、サプリ、漢方など)
- 自己免疫性肝炎、胆汁うっ滞性疾患 など
典型的な症状の流れ
慢性的な肝炎は無症状のことが多い一方、急性肝炎では
- 強い倦怠感、食欲低下
- 黄疸
- 尿が濃い(褐色尿)
などが出ることがあります。
受診の目安(危険サイン)
- 黄疸、強いだるさ、食事が取れない
- AST/ALTが高値と言われた
- 肝機能異常が数回続いている
- B型/C型の指摘を受けたことがある
放置せず、原因を確認しましょう。
当院で行う評価・検査
- 問診(飲酒量、体重変化、内服薬・サプリ、既往)
- 血液検査(肝機能、胆道系、ウイルスマーカー、必要に応じ自己免疫)
- 腹部エコー(脂肪肝、腫瘤、胆道拡張など)
目的は、原因を同定し、治療や生活改善につなげることです。
治療の基本
- ウイルス性:専門治療の適応判断(連携)
- 脂肪肝:体重管理、食事運動、併存疾患の管理
- アルコール:減酒・禁酒
- 薬剤性:原因薬の見直し
原因により対策が異なるため、まずは整理が重要です。
よくある質問(FAQ)
Q1:数値が少し高いだけなら放置でいい?
A:原因によっては進行します。継続する場合は評価が必要です。
Q2:脂肪肝は放っておくと危険?
A:炎症が続くと線維化が進むことがあります。生活改善が重要です。
Q3:サプリでも肝障害は起こる?
A:起こり得ます。内服歴を詳しく確認します。
まとめ
肝炎の原因はさまざまです。肝機能異常を指摘されたら、放置せずに原因を整理し、適切な対策を始めましょう。
にしな内科(立花駅前)
消化器内科・内視鏡診療
副院長 鍋嶋 克敏
にしな内科
JR神戸線立花駅を下車、駅直結の徒歩1分、雨にぬれずに来院できます。アクセス良好につき、尼崎市、神戸市、西宮市、芦屋市、伊丹市、大阪市など各方面からも多くの患者様にご来院頂いております。
副院長:鍋嶋 克敏 医師紹介