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COLUMN

医療コラム

膵癌は早期発見できる?症状・リスク・検査の考え方

尼崎市立花駅前のにしな内科で、消化器内科・内視鏡診療を担当している副院長の鍋嶋克敏です。

膵癌は「見つかった時に進行していることが多い」と言われる病気です。膵臓は体の奥にあり、小さい段階では症状が出にくいため、症状+リスク因子+検査所見を組み合わせて評価することが重要です。気になる症状が続く場合や、健診で膵の異常を指摘された場合は早めの相談が安心につながります。

膵癌はなぜ見つけにくい?

膵臓は胃や腸の奥にあり、エコーで見えにくいことがあります。また初期は症状が非特異的です。だからこそ「典型的ではない不調が続く」場合に、リスクを踏まえて検査を組み立てます。

典型的な症状の流れ

  • みぞおち〜背中の痛みが続く
  • 食欲低下、体重減少
  • だるさ
  • 黄疸(皮膚や白目が黄色い)/尿が濃い/便が白い

また、新規発症の糖尿病急な血糖悪化が手がかりになることもあります。

受診の目安(危険サイン)

  • 黄疸が出た
  • 強い腹痛や背部痛が続く
  • 原因不明の体重減少
  • 健診で膵の異常や膵のう胞を指摘された
  • 家族歴、慢性膵炎、喫煙などのリスクがある

症状が軽くても「続く」「悪化する」場合はご相談ください。

当院で行う評価・検査

  • 問診(症状経過、体重変化、糖尿病、家族歴、喫煙など)
  • 血液検査(肝胆道系、炎症、必要に応じ腫瘍マーカー等)
  • 画像評価(腹部エコー、CT/MRIの検討)

目的は、膵癌そのものだけでなく、胆道閉塞や膵炎など緊急性のある状態の見逃しを防ぐことです。必要時は速やかに専門施設へ連携します。

治療の基本

治療は病期により、手術・薬物療法・放射線治療などを専門施設で検討します。当院では初期評価と紹介連携、治療後のフォロー支援も行います。

よくある質問(FAQ)

Q1:血液検査だけで膵癌は分かる?

A:血液検査だけでは確定できません。画像検査が重要です。

Q2:背中の痛みは膵癌のサイン?

A:膵疾患のこともありますが他原因も多く、経過と検査で判断します。

Q3:膵のう胞があると膵癌になりやすい?

A:所見によってリスクが異なるため、評価してフォロー方針を決めます。

まとめ

膵癌は早期ほど症状が目立たないため、気になる不調が続く場合はリスクも含めて評価することが大切です。早めにご相談ください。

にしな内科(立花駅前)
消化器内科・内視鏡診療
副院長 鍋嶋 克敏

にしな内科

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