BLOG院長&スタッフブログ

2023.03.29講演会にて

こんにちわ、院長のにしなです。

 

先日は、日本イーライリリー株式会社・アボットジャパン合同会社様協賛のもと講演会で発表させて頂きました。

私も所属しております大阪大学内分泌代謝内科の関連施設で勤務されている若手の先生にむけて、インスリン治療や血糖測定に関するお話をさせて頂きました。

 

インスリン治療、血糖測定については少し流儀みたいなところがあって、特に若手の先生では上司の先生のやり方に沿って学んでいく部分が大きいように感じます。糖尿病治療の中でもインスリン治療こそ患者さんごとに大きく変化する部分ではありますが、独自になってはいけない部分もあって、ある程度医師同士が共通の認識をもって治療に臨むことも重要だと考えています。

 

コロナもだいぶ落ち着いてきましたね。講演会終了後は、労災病院時代の恩師山本先生や医局の仲の良い先生方と飲みに行きました。安心して会合ができるのはうれしいことです。(写真の自分はだいぶ酔っぱらっています。) くだらない話も真面目な話も沢山できました。

実は、大阪大学の先生方は膵臓のインスリンを分泌するβ細胞の再生を目指した研究をされています。私のような臨床医には到底理解できないレベルの話ですが、研究結果が1型糖尿病を中心とする未来の糖尿病患者さんにとって大きな利益となることは間違いないでしょう。尼崎から応援しております。

院長 仁科周平